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看護師に立ちはだかる問題

あこがれの職業・看護師。しかし、その仕事にはなかなか厳しい現実が立ちはだかっているのです。それが人手不足の問題です。

医療の現場で人手が足りないというニュースは見聞きされた方も多いと思います。実は国は現在看護師の数を増やす方針を打ち出しており、実際に増加してはいるのですが、それでもなお看護師不足の声はなくなりません。理由はいくつかあります。

まず、単純な習熟度の問題。看護師といえど医療の現場に就く仕事、加えて医療が高度化している今、いかに資格を持ち看護学校を卒業したとはいえ経験の少ない新人ではとても戦力と見なすことなどできません。

そしてこれが、離職率の問題へとつながっていきます。ある年の調査によれば、ある病院では前年に採用された新人看護師の実に90%が一年で辞めていったといいます。十人採用したら一人しか残らない計算です。これではとても増えているとはいえません。

そしてそして、これがさらに労働環境の悪化につながっていきます。仕事が大変・人間関係に馴染めないというのは、看護師であっても経験する悩みです。人手が足りないからシフトがきつくなる、嫌な上司や同僚がいても転属すらままならない。それで辞めていってしまうのです。

改善するには抜本的に体制を立て直すしかないのですが、病院の経営悪化がここに追い討ちをかけます。こうして「理想だけでは続けていけない」という現実が出来上がってしまうのです。看護師が気持ちよく続けていける環境作りが求められています。